日々これきらり

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千日紅のドライフラワーと100均で買った材料を使ってクリスマスリースを手作りしてみました

2015年9月26日更新

クリスマスが近づくと、かわいいリースをお部屋に飾りたくなります。千日紅のドライフラワーと100均で買ってきた材料を利用して、クリスマスリースを手作りしました。作り方を画像を使ってご説明していきますね。

手作りしたクリスマスリース

まずは、完成したクリスマスリースの画像をご覧下さい。こんな風に仕上がりました。下のほうに濃いピンク色を集めて、重みを出しています。ベルは、かすかだけれど、ちゃんと音が鳴るんですよ。リンリンリンと。

千日紅と100均の材料を使って手作りしたクリスマスリース

100均で買ったクリスマスリースの材料

今回使った材料です。

  • リース台
  • ワイヤー
  • 金色のリボン
  • 銀色のベル
  • 赤色のきらきらリボン

合計、たったの500円です。安いですね。

リースの土台となるクリスマスリース台は、木のつるみたいなのを選びました。大きさは、直径18cmです。もっと小さいものや大きいものがありますので、お好みで選んでください。

リースの土台

ワイヤーです。ワイヤーの太さって割と重要なんです。細すぎると通しにくいですし、太すぎると曲げにくくなります。

近所の100均には、あまり種類がありませんでした。細めか太めかの二択。私は細いほうを選んだのですが、作業していて、「もう少しだけ太いほうがやりやすいなぁ」と思いました。

100均で購入したワイヤー

飾りに使う金色のリボン、銀色のベル、赤色のきらきらリボンです。

100均で購入した金色のリボン

100均で購入した銀色のベル

100均で購入した赤色で金の縁取りがあるリボン

クリスマスリースの作り方

千日紅のドライフラワーですが、私は自分で種から育てたものを使いました。赤、白、淡いピンク、濃いピンクと4色の花がたくさん咲いています。地植えにしたものや植木鉢から、きれいで大きさがちょうどいいものを選んで摘んできました。

こちらが摘んですぐに撮った画像です。まだ水分たっぷりなので、葉っぱはピンとしていきいきしています。

種から育てた4色の千日紅

生花の千日紅は、クリスマスリースを作っているうちに自然にドライフラワーになるので、わざわざ逆さに吊って乾燥させる必要はありません。

カサカサに乾燥させてしまったら、ワイヤーを通しにくくなるので、摘んできたものをすぐに使います。

ワイヤーを通す

では、作業を始めます。

まず、摘んできた千日紅の茎と葉をはさみでチョキンと切り落とします。コロンとかわいらしくなった千日紅にワイヤーを通していきます。

茎があった部分から、ワイヤーをググッと押して先端まで通します。通ったら、この画像のようにワイヤーの端をU字になるようにキュッと曲げます。

千日紅に通したワイヤーの先端をU字に曲げた様子

そして、ワイヤーをそっと下に引っ張ります。U字の部分がストッパーの役目をしてくれるので、振ってもワイヤーが取れません。下の画像のようになります。

ワイヤーを通す時に、まっすぐにならずに斜めになってしまうことがよくあるのですが、少しくらい斜めになってしまっても大丈夫です。U字をつくるときに、中心に向けて曲げて、バランスをとってあげるようにするといいですよ。

ワイヤーを通した千日紅

リース台を埋めるのに必要な数の千日紅にワイヤーを通します。どれくらいの数が必要なのかは、デザインやリースの大きさによって変わってきます。私の場合は、作業している途中で足りなくなったので、追加で摘んできました。

リース台につける

ワイヤーを通し終えたら、こういう感じでリース台につけていきます。

リースの土台に千日紅をつけている様子

リース台の表からワイヤーを通してください。下の画像のように、ワイヤーを裏側で折り曲げてから、すき間に押し込んで処理します。

自分の家に飾る場合は、ワイヤーの処理はこのままでもOKですけど、プレゼントにしたい場合は、このままだとちょっと不恰好ですよね。

私の祖母は12月がお誕生日なので、この手作りのクリスマスリースを贈り物にすることにしました。

赤色のテープが家にあったので、これをリース台の裏側に貼ってワイヤーを隠しました。テープを貼る作業は、リース台が千日紅で埋まってから、最後に行います。

リースの土台の裏側でワイヤーを処理した様子

バランスを見ながら、どんどんつけていきます。こちらは途中経過の画像です。半分以上、埋まりました。

リースの土台に千日紅を半分以上つけた様子

金色のリボンは後からだとつけにくいので、千日紅でリース台を埋める前に取りつけておきました。このように、リボンやマツボックリなど大き目の材料を使うときは、先に位置を決めておくと作業しやすいです。

仕上げに、銀色のベルをつけて、赤色のきらきらリボンを巻きました。

ボンドを使った作り方

既にドライフラワーになっている千日紅を使う場合は、ボンドで貼っていくほうがいいと思います。ドライフラワーは壊れやすいので、ワイヤーを通すのは難しいからです。普通のボンドでもいいですけれど、ホットボンド(グルーガン)を使うと手早くできますよ。

ホットボンドは、熱でスティック状の樹脂を溶かし、溶けた樹脂で接着するというものです。使い慣れると、普通のボンドを使うよりもラクに作業が進みます。手がボンドでニチャニチャにならないのがいいところです。ただ、熱いのでヤケドしないように気をつけてくださいね。

100均で売っているグルースティックが使えるグルーガンをご紹介しておきます。

ワイヤーを通すのが面倒な方は、生花の千日紅をボンドでくっつけてもOKです。

お好みのアレンジで

今回はプレゼント用に作ったので、リボンやベルをつけて華やかな雰囲気にしてみました。リボンやベルを使わずに、シンプルに千日紅だけで作ったリースもかわいいですよ。

100均には、クリスマス用の飾りがいろいろありますので、お好みのアレンジで作ってみてください。100均って、結構使えますね。手作りするのは手間も時間もかかりますけど、何より楽しいです。

ちなみに、この寒波にも負けず、千日紅はまだまだ咲いています。花期が長いので、重宝してます。花瓶に生けたり、ドライフラワーにしたり。イチゴみたいでかわいいですよね。

追記

祖母に手作りのクリスマスリースをプレゼントしたら、すごく喜んでくれました。画像ではちょっとわかりにくいのですが、濃いピンク色の千日紅は、他の色よりもつやがあってきれいなんです。「きれいやなぁ」と感心してくれていました。

居間のカレンダーの上に飾ってくれています。赤色のきらきらリボンがお気に入りのようです。派手めにして正解でした。

さらに追記

その後、ずい分経ってから祖母からの手紙が届きました。

その手紙には千日紅のリースのことが書いてありました。「毎日、眺めて楽しんでいるます」と。種から育てた花で手作りしたということに感動してくれているみたいです。

作った甲斐がありました。クリスマスが過ぎ、年が明けて、春になっても、まだ飾ってくれていました。

ホワイトリース

今年は、千日紅の白花だけを育てています。真っ白のリースも素敵でしょうね。

マツボックリや木の実合わせると、素朴で雰囲気のある作品になるんじゃないかなぁ。

白い千日紅

ハート型のリース

丸型ではなくてハート型にすると、とってもかわいいリースができます。形を変えるだけで、ずい分印象が変わりますよ。

ハート型のリースベースを利用すれば、丸いのとまったく同じ要領でつくることができます。

千日紅の色の組み合わせ方やベースの形によって、多様な作品が仕上がります。

ドライフラワーの色あせ防止

先日、祖母の家に行ったら、私がつくったクリスマスリースがまだ飾ってありました。とっくに色あせて、みすぼらしくなっているだろうと思っていたのに、結構きれいな色が残っていたので意外でした。

「日にちが経ったら、汚くなるから、捨ててね」と電話で何度か話していたんですけれど。

色あせをを防止する方法

祖母の家に飾ってあるリースがなぜ色あせていないのかを書いておきますね。保存する際の参考にしてください。

  • 日に当てない場所に置いておく
  • ラップで覆う

直射日光が当たらない場所に飾っておくというのが一番のポイントです。日にガンガン当たる場所に置いていると、短期間で色落ちして、茶色っぽい汚い色になってしまいます。

ラップで覆うのも、ドライフラワーを長持ちさせるにはいい方法ですが、「飾りとしては、ちょっとどうかなぁ……」と思いますよね。祖母は、私が種から育てた千日紅でつくったものだから、格別に大事にしてくれているみたいです。居間のテレビの上の壁に飾ってありました。

ラップはホコリよけにもなるのがいいですね。たまったホコリを払うときに、ドライフラワーがパラパラと崩れてしまうことがよくありますから。

濃いピンクは色あせしにくい

千日紅にはいろいろな色がありますが、色落ちしやすい色と色落ちしにくい色とがあります。

私がつくったクリスマスリースでは、一番たくさん使っているのが紫に近い濃いピンク色です。この色は他の色に比べて色落ちしにくいです。一番つやつやしていて豪華に見えるのもこの色です。薄い色ほど汚くなりやすいように思います。

参考にしてみてください。

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