日々これきらり

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今日は珍しい【朔旦冬至】です!乾燥肌さん向けゆず湯の入り方

寒いですね。今日は冬至です。それも、ただの冬至ではなくて、朔旦冬至(さくたんとうじ)という貴重な日なんですって。冬至というのは、1年で昼が一番短くて夜が長い日です。今日を境に、日がだんだん長くなっていくのですね。

朔旦冬至とは、冬至と新月が重なる特別な日のことを言います。冬至は太陽のパワーが増していく境目の日です。一方、新月は月がパワーを増していく境目の日。今日はこの2つが重なる貴重な日です。なんだか神秘的な気持ちになりませんか?

さて、冬至といえばゆず風呂ですね。温浴効果の高いゆず湯ですが、乾燥肌さんにはちょっと刺激が強すぎることがあります。お肌にピリッとした痛みやかゆみを感じたことのある人は結構いらっしゃると思うんです。お肌が乾燥していたり、荒れ気味の方でも大丈夫なゆず湯の入り方について書きますね。

ゆず風呂

ゆず湯の温浴効果

なぜ冬至にゆず風呂に入るのかというと、先に書いたように、昼間が一番短くて寒い日だから、湯船にゆずを入れて冷え切った身体を芯から温めようということですよね。そして、風邪などの病気から身体を守るという意味合いが込められています。

「昔の人の知恵ってすごいなぁ」と感心します。日本の文化は、理にかなっているものが多いですよね。

実際、ゆずをお風呂に浮かべると、身体がぽかぽかになるんです。入浴後によくわかりますよ。身体の温まり方が全然違いますから。下手な入浴剤では、この気持ちよさは味わえません。自然のパワーを感じる瞬間です。このぽかぽか感を味わわせてくれる入浴剤って、なかなかないんですよね。

香りのリラックス効果

さらに、ゆずの香りから得られるリラックス効果があります。私は特に、ゆずの香りが大好きで、アロマを炊いたり、ゆずの香りのハンドクリームを愛用したりしているんです。

だから、ゆず湯に入れる冬至は、ちょっとテンション高めかも。お風呂場のドアを開けた途端に、いい香りに包まれて。幸せいっぱいになるんです。

乾燥肌には刺激がある

ただね、ゆずは柑橘類なので刺激が強いです。今の季節は、お肌がカサカサに乾燥している人が多いですよね。中には、白く粉をふいてしまっていたり、アカギレのようになっている人もいらっしゃいます。そういう方たちがゆず湯に入ると、ヒリヒリした痛みやかゆみを感じると思います。

お肌に優しいゆず湯の入り方

ゆずを湯船に入れるときに、半分に切ったり、輪切りにしたり、皮を少し削ったりする場合があります。こうすると、香りをより楽しめますし、温浴効果も高まります。

ですが、お肌が敏感な方はこんなことしちゃダメですよ。痛みやかゆみをひどく感じて、すぐにお湯からでるハメになりますから。

お肌が敏感な方は、こんな風にしてみてください。

  • ゆずを一切傷つけずに1つだけお湯に浮かべる
  • ガーゼで包む
  • 湯船に入る前に軽くボディにオイルを塗っておく

ゆずをたくさんお湯に浮かべているシーンをテレビや新聞で見かけますが、敏感肌や乾燥肌の方は1つで十分です。ゆず大好きな私も1つだけにしています。

ガーゼで包んでからお湯に入れると、さらにお肌に優しいです。

肌荒れがひどい方は、お湯につかる前に、オイルやボディクリームをサッと塗っておくと、ヒリヒリを感じずにすみます。

せっかくだから、ゆず風呂を楽しみたいですよね。少し工夫するだけで、ゆずの効果を堪能できますよ。ぽっかぽかに温まって、いい夢見てくださいね。

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