日々これきらり

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【ポチ袋の折り方】折り紙や千代紙で簡単に作れます

そろそろ、お正月の準備をしておかなければならない時期にさしかかってきました。子供たちは楽しい冬休み。クリスマスパーティーに大晦日。「年が明けたらお年玉がもらえる~♪」とワクワク続きの年末年始。

子供の頃を思い出してみると、お年玉って、「いくら入っているのかなぁ」と中身はもちろんすごく気になるんですけれど、袋の柄を見るのも楽しみでした。親戚のおじさんやおばさんからもらったポチ袋は、素朴なものからきれいな模様が入っているものまでいろいろありました。

特に、女の子は美しいものが大好きですよね。千代紙を買ってもらったときの嬉しさは、今でも忘れていません。色とりどりのきれいな紙を眺めているだけで、いい気分になれたものです。

子供たちが楽しみにしている年に一度のお年玉。たまには、ポチ袋を手作りしてみませんか?折り紙や千代紙があれば、すぐに作ることができますよ。この記事では、時間をかけずに簡単にできるものだけをご紹介しますね。

2種類の千代紙で作ったポチ袋

ポチ袋の折り方

折り紙か千代紙を用意します。きれいな模様が入っている千代紙で作ると、風情のあるポチ袋ができます。

まずは、紙を三角に折ります。このときに、少しずらして折ってください。

千代紙でポチ袋を折っている様子

こんな感じですね。裏側の白い部分が見えています。次に、裏返してから、三角形の角の部分を下に向けて折ります。

千代紙でポチ袋を折っている様子

すると、このようになります。再びくるっと裏返して、長方形になるように折ります。このとき、角になっているところよりも少し内側で折り曲げます。下の画像のようになります。

千代紙でポチ袋を折っている様子

反対側も同じように折り曲げてください。右側の先の尖った部分を左側の袋になっているところに差し込みます。

千代紙でポチ袋を折っている様子

これで完成です。あっという間にできあがりました。

千代紙で作ったポチ袋

アレンジ

折り紙や千代紙を1枚だけ使って作ってもいいのですが、2枚重ねて折ると、2週類の色柄が組み合わさって、より美しいお年玉袋に仕上がります。例えば、こんな風になります。折り紙や千代紙の組み合わせ方によって、雰囲気の違うお年玉袋ができあがります。

2種類の千代紙で作ったポチ袋

重ねて折る場合は、2枚の折り紙の白いほうを合わせて、両面に色が出るように重ねてください。表と裏に異なる色柄が入っている両面折り紙や両面千代紙というのが市販されています。これらを活用して作ってもいいですね。

のしつきのポチ袋の作り方

折り鶴がついているポチ袋もありますが、ちょっと難しいので省略します(笑)代わりに、「のし」がついているお年玉袋の作り方をご紹介します。

まず、折り紙を三角に折ります。先にご紹介したのとは違って、端をずらさずに、普通に三角に折ってください。

次に、てっぺんを下向けに折り曲げます。こうなりますね。

千代紙でのしつきのお年玉袋を作っている様子

続いて、このように折り返します。この白い部分が「のし」になります。

千代紙でのしつきのお年玉袋を作っている様子

そして、このように角度をつけて斜めに折ります。左側よりも右側が少し下がっているのがわかるでしょうか?

千代紙でのしつきのお年玉袋を作っている様子

もう一度、折り返します。

千代紙でのしつきのお年玉袋を作っている様子

下半分も同じように折ってみてください。「のし」ができました。

千代紙でのしつきのお年玉袋を作っている様子

先にご紹介したポチ袋と同様に、くるっと裏返して両端を折り曲げ、片方の端をもう片方の袋になっている部分に差し込んでおきます。

これで、できあがりです。

千代紙で作ったのしつきのお年玉袋

お金の入れ方

お金の入れ方です。一度作ったポチ袋を全部開いて、真ん中にお金を置いて、折り直します。

硬貨ならそのまま置けばいいのですが、お札は折ってから置きます。三つ折りか四つ折りにします。開いたときに折れ線がついているので、三つ折りで入るのか、四つ折りにしないと入らないのかを確認してくださいね。

手作りのお年玉袋をもらったら、子供たちはきっと嬉しいだろうな。

活用術

ポチ袋は、お年玉を入れるという使い方だけではなくて、いろんなシーンで活躍してくれます。

  • 小銭を返すとき
  • お車代
  • 一筆箋の封筒代わりに

普段、友人同士で小銭を貸し借りすることってありますよね。「後で返すね~」というときに、手作りのきれいな袋に入れて返すと喜ばれます。

また、お車代を入れるのにも使えます。

「先日はありがとう」など、ちょっとしたメッセージを紙に書いて入れるという使い方もできますよ。

いろいろ工夫して、活用してみてくださいね。

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