日々これきらり

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十年くらい寝込んだことのない私が【風邪やインフルエンザ】を予防するためにしていること

この冬もインフルエンザが流行しているようですね。近所の方のお孫さん(2歳と4歳)が二人ともインフルエンザにかかってしまったそうです。パパである息子さんが「どうしても仕事をやすむわけにはいかないから」といって、実家である近所の方の家に避難してきているんですって。

風邪と違って、インフルエンザは症状が重くなりますから、やむを得ず実家に帰っているとのことです。年始にお孫さんたちが遊びにくる予定だったんですけど、どうなったかな。子供たちの症状が治まっても、ママにうつってしまっている可能性が高いですよね。

みなさまご存知の通り、風邪やインフルエンザは予防することが肝心です。私はもう何年も、いえ十年くらいかな?インフルエンザどころか風邪で寝込んだことすらありません。元々虚弱なほうで、小さい頃は病院通いをよくしていた私がです。

今日は、この時期にかかりやすい病気を予防するためにしていることをお話します。

インフルエンザにかかった子供のイラスト

風邪やインフルエンザを予防する

予防法はいくつもあります。まずは、基本中の基本から。

うがいと手洗い

誰でも知っている当たり前のことですが、手抜きしてしまいがちな予防法でもあります。ガラガラッとちょこっとだけうがいをして終了したり、チャチャッと手を濡らしただけだったり。これでは、あまり意味がありません。

うがいをするときは、ぬるま湯に塩をひとつまみ入れると効果的です。塩の殺菌効果はバカにはできません。そして、喉の奥までしっかりと殺菌するイメージで、なるべく長くうがいをします。しっかりうがいをすると、喉がスッキリするのがわかりますよ。

手洗いは石けんを使って丁寧に行います。15秒以上かけて洗うと効果的だそうです。外から帰ってきたときだけでなく、くしゃみや咳をして手で口を抑えたとき、鼻水が手についたときなど、こまめに手を洗うのがポイントです。面倒ではありますが、病気を予防したり、家族間で感染させないためには必要なことです。

予防注射

インフルエンザの予防注射は、その効果についていろいろな意見が出ていますよね。「さほど効果は期待できない」とか「注射を打っておけば、インフルエンザにかかったときに回復が早くなる」とか。実際のところはどうなの?と思いますが、ハッキリと断言できないというのが実情みたいです。

予防注射を受けて大丈夫だった人

個人的には、心理的効果がかなり大きいように感じています。私の両親は、毎年インフルエンザの予防接種を受けています。そして、二人とも一度もインフルエンザにかかっていません。デパートとか美術館とか、人ごみには結構行ってるんですけどね。

注射が効いているのかもしれませんが、「予防接種したから、これで大丈夫だ~」という安心感の効果もかなり大きいと思うんです。大丈夫だと信じ込んでいたら、大丈夫な結果になることって、よくありますよね。

予防注射を受けなくても大丈夫だった人

一方、私は病院が大嫌いなので、予防接種は一切受けていません。病院に行くと、余計に具合が悪くなるような気がするんです。なので、余程のことがない限り、病院には行きません。でも、先に書いたように、十年くらいインフルエンザや風邪でダウンしたことがないんです。虚弱な体質だったのにもかかわらず。

私はどちらかというと、「予防接種って、あんまり意味ないらしいよ」という意見寄りの立場です。ですので、注射をしていないことに対して、不安がまったくありません。

「受けたほうがいいのな、ほんとに効果あるのかな……」とクヨクヨ悩むこと自体が一番身体に悪いと思います。こういうストレスで免疫力が落ちてしまいますから。

アロマで空気をきれいにする

我が家では、冬の間は毎日アロマを炊いています。レモンとスイートオレンジをブレンドしたものがメインですね。

アロマオイルには抗菌作用や抗ウイルス作用を持つものがあります。ユーカリ、ティートリー、レモン、ラベンダーが代表的です。ユーカリは抗ウイルス効果が高いのですが、高血圧の人は使わないほうがいいとこので控えています。母が高血圧なので。ティートリーは洗濯するときに使っています。

レモンもスイートオレンジも柑橘系のいい香りがするので、気持ちがパッと明るくなるというメリットもあります。

こんなアロマライトを使っていますよ。「生活の木」のアロマライトです。

生活の木のアロマライト

ハーブティーを飲む

エキナセア

免疫力を高めてくれるハーブティーがあります。それは、エキナセアです。といってっも、エキナセアだけのハーブティーは飲みにくいので、飲みやすいよういろいろなハーブがブレンドされたものを飲んでいます。

ハーブティーのブランドはたくさんありますけれど、お気に入りは、「生活の木 おいしいハーブティー」です。「エキナセアベア」というエキナセアが入っているブレンドハーブティーがあるんですけど、これがおいしいんですよ。アップル、オレンジピール、シナモンが入っていて、飲みやすい味に仕上がっています。ジンジャーも配合されているので、身体を温める効果もあります。

エキナセアベア」は名前のとおり、パッケージにかわいいくまさんの絵が描いてあります。なぜ「ベア」がついているのか不思議なんですよねぇ。ほかのハーブティーには、ハーブやお花やフルーツのきれいな絵が描かれてあります。動物の絵が描いてあるのは「エキナセアベア」だけです。

ハーブティーって、味にクセがあるものが多いですよね。いくら身体にいいとはいっても、おいしくなければ続けられません。「生活の木 おいしいハーブティー」は何種類も飲んでみましたが、どれも飲みやすくて美味でした。

ローズヒップティー

一時期大流行したローズヒップティーですが、私は今も飲んでいます。ローズヒップティーはビタミンCがたっぷり摂れますし、免疫力を高める効果もあるんですよ。もちろん、お茶を煮出した後の実も全部食べてます。

金時しょうが

金時しょうがの粉末も愛用品です。金時しょうがには、普通のしょうがにはない効能があります。それは、身体の芯から温めてくれることです。普通のしょうがだと、身体の芯までは温まっていないそうなんです。

体温が上がると、免疫力がアップします。冬は冷えを感じることが多いので、意識して身体を温めるようにしています。

金時しょうがの粉末は、しょうが湯にしてもいいですし、お味噌汁などに入れることもできます。最近は、ローズヒップと一緒に入れて飲んでいます。毎日飲んでいるので、地味に効果を発揮してくれているのだと思います。

運動と睡眠と食事

適度な運動、たっぷりの睡眠、バランスのとれた食事。これは健康でいるための三大要素です。仕事や何かで忙しくしていると、どれかが欠けてしまいがち。私は運動不足や睡眠不足になってしまうことがよくあります。

そのまま放っておくと、体調が悪くなるのがハッキリとわかります。身体がだるかったり、やる気が出なかったり、むくみがひどくなったり。病気の予兆ですね。

この時期は特に、身体を動かして、よく眠ることを心がけています。運動も睡眠も免疫力を高める効果があります。要は、免疫力です!免疫力が高ければ病気にかかりにくくなるわけですから。

笑う

笑うと免疫力がアップするという話は聞いたことがあると思います。私はテレビをほとんど見ないので、お笑い番組も見ていません。が、自分でアホなこと言って、笑ってます(笑)

こんなことを書いている自分がアホらしくて、また笑っています。

熱めのお湯につかる

身体を温めると免疫力が上がるので、湯船につかるのは日課になっています。冬の間は、いつもよりも熱いお湯につかるようにしています。42度のお湯に20分くらいつかっています。身体の芯から温まると、疲れがとれてスッキリしますし、元気が出てきます。

ヨーグルトを2個食べる

身体の中で、免疫細胞が一番多く存在しているのはどこだと思いますか?答えは腸です。腸を健康に保つことが免疫力をアップすることにつながるのですね。

というわけで、私は毎日ヨーグルトを2個食べるようにしています。1個だけ食べていたときはあまり効果を感じなかったんですけど、2個に増やすと体調の変化を感じました。お通じでわかりますよ。

あと、ヨーグルトに入っている菌の種類って、たくさんありますよね。1073R-1乳酸菌、LG21乳酸菌、ビフィズス菌SP株、ガセリ菌SP株などなど。この菌と身体との相性ってあるみたいなんです。あるヨーグルトでは全然効き目を感じなかったのに、ヨーグルトの種類を変えると調子がよくなりましたから。

私の場合は、LG21乳酸菌がいい感じです。これともう1種類、別の菌が入っているヨーグルトを食べています。

加湿する

空気が乾燥していると、ウイルスが空気中に漂っている時間が長くなります。湿度が40%以下になると、危険です。50%から60%程度の湿度をキープするように気をつけています。

エアコンをつける居間には洗濯物を干しています。適度な湿度を保てる上に、洗濯物がよく乾くので一石二鳥です。私の部屋では、ペーパー加湿器を使っています。安価なペーパー加湿器ですが、その実力はあなどれませんよ。

よろしければ、こちらの記事を参考にしてください。

マスクをする

外に出るときは、マスク必須です。マスクをせずに咳やくしゃみをしている人があちこちにいますものねぇ。どこからウイルスが飛んでくるかわかりません。飛沫感染を防ぐためにもマスクは手放せません。

マスクには、口の中や喉が乾燥するのを防ぐという重要な役割もあります。マスクをしていると、自分の呼吸で適度な湿度が保たれるんですね。先に書いたとおり、インフルエンザ対策には、乾燥を避けて湿度を保つことが有効です。

インフルエンザ対策のためにつくられたマスクがいろいろ市販されていますね。普通のガーゼのマスクでは予防効果が低くなるので、インフルエンザ対策用のものを使用してくださいね。

最後に

風邪やインフルエンザを予防するためにしていることは、誰にでもできるちょっとしたことばかりです。ですが、このちょっとしたことが相乗効果となって、病気から守ってくれているように思います。

予防接種も大事かもしれませんけれど、不摂生をして土台となる身体が弱っていたのでは意味がありません。身体に備わっている免疫力が十分に働けるよう、生活習慣を整えることが肝心だと感じています。

この冬も、この調子で乗り切りま~す。

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