インフルエンザって薬なしでも治すことができるんですね
インフルエンザが大流行している模様です。日本全国で警報レベルか注意報レベルが出ています。警報やら注意報やら、まるで災害のような表現ですね。ここ大阪は、まだ注意報レベルですけれど、警報レベルになるのもすぐなんでしょう、きっと。
ちょっと意外だったのは、患者数のうち、働き盛りの人たちが約4割にも達しているということです。子供の患者さんが多いのかなと思っていたのですが、そうじゃないんですね。働き盛りの人たちはストレスをためがちだから、免疫力が落ちてるのかもしれないなぁと思いました。
ところで、インフルエンザって薬なしでも治すことができる病気なんですね。
インフルエンザは薬なしでも治すことができる
私はこれまでに一度もインフルエンザにかかったことがないんですね。勝手なイメージで、インフルエンザは風邪とは違って、特別な薬を飲まないと治らないものだと思い込んでいました。
でもそうではないんですね。普段健康な人ならば、インフルエンザにかかっても、自分の体の力で治すことができるのだそうです。
薬を飲む必要があるのは、持病がある人や小さい子供、高齢の人、妊婦さんだそうです。気管支喘息の人に薬が必要なのはわかりますけど、糖尿病の人も薬の投与が必要なんですって。糖尿病予備軍の人って、結構たくさんいそうですけど、この場合はどなのかな?
寝てたら治った
実際に、高熱や寒気、筋肉の痛みといった症状が出た人がいました。病院に行ったほうがいいとは思いつつ、具合が悪くて行けなかったそうなんです。おとなしく寝ていたら、熱が下がり、動けるようになりました。病院で診てもらったところ、インフルエンザだったそうです。
薬を投与しなくても、身体に備わっている自然治癒力がウイルスをやっつけてくれたんですね。
「そうなのかぁ」とちょっとホッとしました。インフルエンザは薬なしでは治らないと思っていたので。安静にして、水分補給をしっかりとして、2日程度で熱が下がれば大丈夫みたいですね。
これは、あくまでも、健康で体力がある人の場合です。やっぱり、日ごろから、免疫力を上げる努力をしたり、運動して体力をつけておく必要がありますね。
健康にも体力にも自信がない方は、なるべく早く病院で診てもらってくださいね。自分の身体を過信して、症状が悪化してしまったら大変ですから。抗インフルエンザ薬は、発症してから48時間以内に投与しないと意味がないそうですよ。
ストレスは免疫力を弱める
昨年、こんな記事を書きました。
この記事で書いた近所の方なんですけど、お孫さんたちはインフルエンザの症状が治まって、お正月に会いに来てくれたそうです。お孫さんたちのママも元気でした。ところが……。
みんなが帰った後、その近所の方だけがインフルエンザにかかってしまったそうなんです。お正月に集まった、もう一人の息子さん一家(幼児も含めて)も全員大丈夫だったのに。
1月の2日に高熱が出て、寝込んでいたとのこと。先日、その方とお話したのですが、声がかすれてほとんど出ない状態でした。そして、あまり食事をとれなかったために、痩せておられました。仕事には行ける日は行っていたそうです。
1月2日も3日も病院がお休みなので、この方も薬なしで回復したということになります。今日は、声もほぼいつもどおりに戻っていました。よかった。
「年末のストレスがアカンかったかも」とおっしゃっていました。
年末は仕事や何かでバタバタしていてストレスがたまっていたそうです。ストレスは免疫力を下げてしまいますからねぇ。免疫力が弱っていると、ウイルスに負けてしまいます。
カイロで背中を温める
使い捨てのカイロってあるでしょ。これ、悪寒がしたときに役に立つんですよ。ゾクッとして、「あ、マズイな」と思ったら、肩甲骨の間か首の後ろあたりにペタッとカイロを貼ってみてください。じわ~んと温まって、ラクになるはず。
悪寒がするしないにかかわらず、首の後ろや背中を温めるのってすごく気持ちがいいんです。なぜか、ホッとするような感覚もあります。誰かに背中をさすってもらっていると、気持ちが和らいで、心地よくなったことありませんか?そんな感じに似ています。
背中や首の後ろを温めると、温まった血液が全身を巡るので、風邪やインフルエンザの予防にもなります。体温が上がると免疫力がアップします。逆に、体温が下がると免疫力が下がります。便利な使い捨てカイロを活用して、できるだけ体温を上げるようにしてみるといいですよ。
私は冬の間は毎日、肩甲骨の辺りにカイロを貼っています。これも風邪やインフルエンザにかからない秘訣のひとつです。