日々これきらり

にっこり、ほっこり、きらり。春夏秋冬、毎日の暮らしの中で体験したことやお役立ち情報をつづります。

母の日に息子からもらったプレゼントに感動の涙

母の日息子さんから感動的なプレゼントをもらった女性のお話です。

その方の息子さんの顔すら知らない私でさえ、じわわわぁ~んと泣きそうな気持ちになりました。とってもステキなエピソードです。

母と息子

その女性は50代、息子さんはアラサー。2人の小さいお子さんを育てているパパです。

まずは、息子さんの中学時代のお話から。彼が中学生の頃、サッカー部に入っていました。サッカー部には大好きな先輩がいたそうです。「この先輩が好きやねん」と母親に話す彼。

ところが、その先輩がちょっと横道にそれちゃったんですね。悪さをするといいますか。これくらいの年頃の子には珍しくもないことですけれど。

そして、先輩を慕っていた息子さんも、そのやんちゃな先輩につられて同じグループの仲間なってしまったんです。

「まめやのおかきなしょこら しみみ」の母の日限定パッケージ

母を心配させた中学時代

やんちゃな先輩がいるグループに入った彼は、警察のお世話になることもありました。

警察から保護者たちに呼び出しがかかります。警察から連絡を受けた彼の母親は、取るものも取りあえず、かけつけました。このときのことを彼はずっと忘れていませんでした。

いろいろなことがあって、結局、彼は先輩と一緒にサッカー部を辞めてしまうことになります。

結婚した息子から母の日のプレゼント

母を泣かせる感動的なプレゼント。

それは、結婚して家庭をもった息子さんがくれたものです。贈り物は、ある1枚のCDアルバムでした。

アルバムには何曲もの歌が入っています。彼は、ある1曲を指差して、「これやで、これ。聞いてな」と言ったんです。

お母さんありがとう

聞いて欲しいと言って手渡された曲。いったい、どんな歌だったのでしょう?

その曲の歌詞は、「いつも朝早くからお弁当つくってくれてありがとう……」と、母親への感謝の気持ちをつづったものでした。

息子さんがこんなにステキな歌詞の歌をプレゼントしてくれるなんて。曲が流れてきたとき、どれほど嬉しかったことでしょう。嬉しいというような言葉では言い表せないくらいの感動で、胸がいっぱいになったんじゃないかな。

一時は道をはずれそうになっていた息子さんが、結婚して一家の主になり、「お母さん、今までほんとにありがとう」と、曲の歌詞を通して伝えてくれたのです。

涙、涙……。

子どもをギュッと抱きしめる母

その女性が子どもを育てるときに、意識して行動していたことがあるそうなんです。

それは、子どもをギュッと抱きしめること。抱きしめて、伝えるんです。「何があっても、いつだって、お母さんはあなたの味方だから」と。

私はそのお話を聞いて、ちょっと羨ましくなりました。というのも、私の母は、子どもを抱きしめて愛情を表現することができない人だったので。愛情がないわけでは決してないのに、伝えるのが下手だったんですね。

「あのとき、ただギュッと抱きしめてくれていたら……こんな風に誤解することはなかっただろうに」と思うこともありました。

愛を表現することって、きちんと伝えることって、すごくすごく大事なことだとしみじみ感じます。子どもの人生を左右することにもなります。ほんとに。

息子からの言葉

「警察に呼び出されたとき、おかんは他のどのお母さんよりも早く来てくれた……」と息子さんが言ってくれたそうです。

おかんの行動から愛情の深さを感じ取ったのでしょうね。

悪いことをしても、受け入れて、変わらず愛してくれた。俺のおかん。

成長し、父親になった彼は、きっといいパパになれるはず。おかんの愛を体で感じて育ったから。

それにしても、CDで感謝の気持ちを伝えるなんて、粋な演出だな。

おかんであるその女性から、このお話を聞いて感動してしまった私。「わぁ!子育て大成功ですね」と思わず口にしたら、優しく微笑んでおられました。

いいなぁ、こういうの。母の愛情と息子からのありがとう。

ほっこりする母の日のエピソードでした。

まめや金澤萬久の母の日限定スイーツ

ちなみに、上の写真は「まめや金澤萬久」の「まめやのおかきなしょこら しみみ」です。

「まめやのおかきなしょこら しみみ」の母の日限定パッケージですよ。赤いカーネーションが描かれています。コロンとしたお豆の形の容器がかわいらしくて、心が和みます。

中には、焙じ茶チョコをしみ込ませた黒豆おかきが入っています。

©2017 日々これきらり