日々これきらり

にっこり、ほっこり、きらり。春夏秋冬、毎日の暮らしの中で体験したことやお役立ち情報をつづります。

年賀状と寒中見舞い

2016年1月23日更新

みなさま、あけましておめでとうございます。2016年、笑顔になれる瞬間がたくさん訪れますように。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

元日のお楽しみといえば、年賀状です。今朝、京都の郵便局で年賀状の配達開始の行事が行われているのをテレビで見ました。金色のくす玉が割られて、郵便配達のバイクが一斉に街へと繰り出して行きました。「寒い中、朝から大変だなぁ」と思いながら見ていました。

2016年の元日にポストに届けられた年賀状は、17億4,200万通だそうです。

ちなみに、2015年の年賀状は、全部で18億1000万通でした。2014年よりも2200万通も減ったそうですが、2016年はさらなる減少となりました。ここのところ、毎年減り続けているとのことです。一人当たりに換算すると、14通程度になります。

う~ん、どうなんでしょう。この数字。私は14通以上出しましたけど、今はメールで年始のあいさつをする人が多いですものね。メールというものがなかった時代とは環境がまるで違うわけですから、単純に比較できるものではないと思いますし。

私はしばらく会っていない人たちとの近況報告の意味もあって、年賀状のやり取りを続けています。手書きの文字で一言書いてあると、やっぱり嬉しいものですよ。今年は、「結婚しました」というおめでたい報告がありました。

12年前とは違う年賀状の切手部分の絵柄

ところで、下の画像を見てください。

2016年申年の年賀状の切手部分

2016年申年の年賀状の切手部分の写真です。これね、12年前の2004年の年賀はがきと比べるとおもしろいんですよ。

2004年の申年は、こんな絵柄でした。

2004年申年の年賀状の切手部分

おさるさんに子供ができてます!桶と手ぬぐいも、ちゃんと大きいのと小さいのが描かれていますよ。12年経って、家族が増えたんですね。なんとも微笑ましい演出。

ところで、2015年の年賀状の切手を貼る部分に描かれているひつじさん。このひつじさんにもステキなストーリーがありました。

2015年未年の年賀状の切手部分

上の写真のように、2015年(平成27年)のひつじさんは手編みのマフラーを首に巻いています。12年前、2003年(平成15年)のひつじさんはといいますと……。

2003年未年の年賀状の切手部分

ご覧のとおり、一生懸命に編み物をしています。このときに編んでいるのが、12年後にマフラーになったんですって。このひつじさんのデザインを担当した方が考えたストーリーだそうです。テレビで放送していたので、ご存知の方も多いでしょうか。さりげな~くいいお話なので記事にしてみました。

こうしてじっくり見てみると、「年賀」の部分もアイデアを出してつくられているのがわかりますね。2003年(平成15年)のほうは毛糸玉で 2015年(平成27年)は編み針がデザインされています。料金が2円値上がりしたのもよくわかりますね(笑)

おさるさんは家族が増えました。次の出番の酉年も何かあるのではないかと期待しています。

寒中見舞いはがき

寒さが厳しいこの季節に、あいさつ状として、よく利用されているのが寒中見舞いです。寒中見舞いのはがきの使い方はいろいろあります。

  • 年賀状を出すのが遅れたとき
  • 喪中の方へのごあいさつ
  • 喪中だと知らずに年賀状を出してしまったとき
  • 喪中なのに年賀状が届いたとき

年賀状を出しそびれて、松の内(元旦から1月7日)を過ぎてしまったときに使います。でも、こんなことはめったにないですよね、いくらなんでも。

一方、年賀状の返事が遅くなるということはあり得ます。出していない方から年賀状が届いたけれど、お返事を書くのが遅くなってしまったという場合です。こういうときは、寒中見舞いのはがきを出せばOKです。

一番よく使うのが、喪中の方へのごあいさつでしょうか。昨年のうちに喪中の連絡をくださった方に、寒中見舞いを出します。

喪中だと知らずに年賀状を出してしまったという場合には、寒中見舞いでお詫びとお悔やみの気持ちを伝えることができます。

また、喪中だけれど、それを知らなかった人から年賀状が届いたときにも使えます。

寒中見舞いを出す時期はいつからいつまで?

いろんな場面で使える寒中見舞いですが、いつからいつまでの間に出せばよいのでしょうか?はがきを出す時期は、松の内が明けてから立春までの間です。松の内は元旦から1月7日、2016年の立春は2月4日です。

約1ヵ月の期間がありますが、あまり遅くなると春めいてきますので、早めに出した方がいいですね。

喪中見舞い

喪中の連絡をくださった方へのお返事として、寒中見舞いではなく、喪中見舞いを出すやり方もあります。喪中見舞いのはがきは、年賀状の印刷を請け負っているサイトで注文できる場合があります。

こちらの記事でご紹介したように、私は年賀状印刷のサイトで喪中見舞いのはがきをいただきました。

元日のお天気

1016年の元日は、「あったかいなぁ」という感想でした。

2015年の元日は雪だったんですよねぇ。私が住んでいる地域では雪が積もること自体、あまりありません。雪がちらちら降っても、積もることなく、すぐに溶けてしまうんです。ところが、このような雪景色となりました。元日に雪が積もるなんて、とても珍しいことです。

2015年の元日に積もった雪

屋根や木々が雪をかぶって真っ白になっています。雪景色の元日もいいものですね。まっさらな一年の始まりは、どんなお天気でも清々しい気持ちになります。

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