カカオの濃さが異なる4種類の板チョコが味わえるモロゾフの【ザ・チョコレート】
モロゾフのチョコレートといえば、トリュフやガナッシュのイメージが強いんですよね。リキュールやナッツ類、キャラメルクリームといった材料を使って、凝ってつくられているものです。
私がこれまでに食べたモロゾフのチョコは、割と味がこってりめのものが多かったのですが、先日は、シンプルな板チョコをいただきました。
その名は、「ザ・チョコレート」。そのまんまです。この商品名はあまりにもシンプルすぎて、潔さすら感じます。
「ザ・チョコレート」には、カカオの濃さが違う4種類のチョコが入っているんですよ。
小さな板チョコの中央に書かれている数字がドドーンと目立っていますね。この数字は、それぞれのチョコレートに含まれているカカオ成分の数値なんです。
チョコレート本来の味わい
左側の明るい色の包み紙ものから順に、ハイミルク、ミルク、スイート、ダークとなっています。カカオ成分の配合量が違うと、どのように風味が変わってくるのか。4種類の味を食べ比べてみるとおもしろいですよ。
ごくシンプルな材料でつくられているので、チョコレート本来の味を楽しむことができます。
原材料
この4種類の板チョコに共通している原材料は、次のとおりです。砂糖、ココアバター、カカオマス、乳化剤。
ハイミルクとミルクには、全粉乳が入っています。
箱の裏側に書いてある原材料の欄を見てみると、材料が記載されている順番が、4種類でそれぞれ違っているのがよくわかります。
ハイミルクは砂糖の次に全粉乳、ミルクは砂糖の次にココアバター、スイートは砂糖の次にカカオマス、そしてダークはカカオマスが1番目で砂糖が2番目です。微妙に配合する分量を変えてつくられているんですねぇ。
甘いものが苦手な彼に
「バレンタインにチョコをもらうと嬉しいけれど、甘いのはちょっと苦手なんだよな……」という男性って、少なくないと思うんです。
モロゾフの「ザ・チョコレート」は、トリュフやガナッシュと違って、シンプルな素材でつくられた板チョコです。甘さ控えめなので、甘いものが苦手な彼には、こういうゴテゴテしていないものをプレゼントすると喜ばれるんじゃないかな。
私自身、甘さ控えめのスイーツが好みです。トリュフなどの凝ったチョコレートは、疲れがひどい時にやたらと食べたくなるんですけど、普段食べているのは明治の板チョコがメインです。
シンプルなものって、飽きがこないのがいいんですよね。
パッケージもシンプル
そしてね、中身と同じく、パッケージもシンプルだったりします。こんな風に。
写真の撮り方が下手くそなのは、いつもの通りで。すみません。
バレンタイン限定の商品って、赤色やピンク色のような華やかな色合いで、ハートなんかのラブリーなデザインが施されているものが多いですよね。
でも、「ザ・チョコレート」は、ご覧の通り、スッキリしています。「スッキリしすぎじゃない?」というくらいに。
この商品はコープで注文したものなのですが、包装紙やリボンすらまったくなく、薄いビニールがかかっているだけでした。母が家用とバレンタインギフト用に2箱買っていました。
お世話になっている方に渡すそうなのですが、人様にお渡しするには、ちょっとどうかなぁと思ったので、「このまま渡すの?」と聞いてみたんです。
そしたら、「そうよ」という言葉が返ってきました。が、実は、ピンクの包装紙でラッピングされていて、リボンもついている別のブランドのチョコと一緒に渡すとのことでした。「みなさんで食べてください」という意味で。
それなら納得です。
シンプルすぎるパッケージの「ザ・チョコレート」ですが、コープじゃなくてモロゾフのお店で直接買うと、バレンタイン用のラッピングをしてもらえるのかもしれません。してもらえますよね?たぶん。
個包装されていますし、数もたくさん入っているので、「みなさまでどうぞ」というシチュエーションで使えそうですね。バレンタインに限らず。