皮ごとパクッと食べられる【シャインマスカットの値段】を他のぶどうと比較してみました
夏の終わり頃から秋にかけて店頭に並ぶおいしそうなぶどう。
私が小学生だった頃、こんなことを思っていました。「ぶどう食べるの、めんどくさ~い!」
粒が小さいぶどうはいちいち皮を出さなければならないし、粒が大きいぶどうは皮をむくだけじゃなくて、種もあるのが当たり前でしたから。
今では、種なしぶどうや皮ごと食べることができるものが簡単に手に入るようになりました。「ぶどう=めんどくさい」というイメージを持っていた私は、ここのところ、毎週数種類のぶどうを食べています。
ちまた人気のシャインマスカットも、かなりたくさん食べました。
そこで、シャインマスカットをはじめ、旬のぶどうの値段を比較して見たいと思います。
シャインマスカットの値段
まず、私が食べているぶどうはすべて生協で購入したものです。
上の写真がシャインマスカットです。パッケージに記載されているように、山梨県産です。
少量パック
このシャインマスカットは、ほぼ正方形のパッケージに入っています。初めて見たとき、「え?少なっ!」と思ってしましました。普通のぶどうと比べると、量が少ないんです。一房を二つか三つに分けたように見えます。
こちらのシャインマスカットは、130グラムで380円でした。
大きいパック
生協には、少量パックのシャインマスカットだけでなく、大きいサイズもあります。
大きいほうの値段は、450グラムで998円でした。
他のぶどうの値段との比較
今の時期、シャインマスカットの他にもおいしいぶどうがたくさんありますね。生協で手に入れたぶどうの価格がどうなっているのか見ていきます。
- ピオーネ 330グラムで598円
- ナガノパープル 300グラムで680円
- 種なし巨峰 320グラムで398円
グラム数がまちまちでわかりにくいので、1グラムでいくらになるのか計算してみます。
- シャインマスカットの少量パック 1グラム当たり2.9円
- シャインマスカットの大きいパック 1グラム当たり2.2円
- ピオーネ 1グラム当たり1.8円
- ナガノパープル 1グラム当たり2.3円
- 種なし巨峰 1グラム当たり 1.2円
値段の安い順に並べてみます。
- 種なし巨峰
- ピオーネ
- シャインマスカットの大きいパック
- ナガノパープル
- シャインマスカットの少量パック
ナガノパープルは皮ごと食べられる
この中で、ナガノパープルもシャインマスカットのように皮ごと食べられるぶどうです。もちろん、種もありません。
価格を比較してみてわかったのは、皮ごと食べることができる種類は、ちょっぴり値が張るんだなぁということでした。
シャンマスカットは、少量パックよりも大きいパックを購入したほうが割安なんですね。
多少高くなるとはいえ、ぶどうを皮ごと食べることには大きな利点があります。
赤ワインの原料である赤ぶどう。赤ぶどうの皮にポリフェノールがたくさん含まれているということをご存知の方はたくさんいらっしゃると思います。
ナガノパープルは、赤というより黒に近い濃い色合いのぶどうです。ブルーベリーのような色です。この深みのある皮の色、いかにも身体によさそうな印象です。
そして、粒がとっても大きくて食べごたえがあるんです。大きい粒なのに、皮の渋みはまったく感じません。十分な甘さはあるんだけど、しつこくないという絶妙なバランスで、後味がいいんです。
ちなみに、ナガノパープルは、その名前からわかりますが長野県でしかつくられていません。生産されている量そのものが少ないので、いつでも食べられるというわけではなさそうです。希少な種類のぶどうなので、見つけたらぜひ食べてみてください。おいしいですよ。
レスベラトロールのスゴイ効果
ぶどうの皮にたくさん含まれているポリフェノール。ポリフェノールには抗酸化作用がある。だから、皮ごと食べるといいんだねっ!程度の知識しかなかった私。
最近、レスベラトロールという物質のパワーを知って驚いています。レスベラトロールはポリフェノールの一種なのですが、なんと!ビタミンCの数百倍もの抗酸化作用があるとのことです。
ビタミンCの数百倍って……。尋常じゃない数値。ならば、ビタミンCのサプリをせっせと摂るより、赤ぶどうを皮ごとパクパク食べるほうが断然効果的です。
しかも、レスベラトロールには抗酸化作用のみならず、様々な健康効果があります。一部をご紹介します。
- 寿命が長くなる
- メタボ対策になる
- 認知症の予防になる
- 動脈硬化になりにくい
- 目の健康にいい
どれもこれも、中高年になると気になり始める症状ばかり。中でも、私が注目しているのが、乳がんを予防する効果があるという研究結果が出ていることです。
女性なら、常に頭の片隅にある病気ですよね。「まさか、私も……」という、悪い想像をしてしまったりして。
検査を受けることも大事ですけれど、一番大切なのは、病気になりにくい身体をつくることです。ぶどうを皮ごと食べることが病気の予防につながるのなら、ありがたいことですよね。
皮ごと食べられるぶどうを使ったフルーツタルト
上の写真は、9月の終りにお取り寄せしたフルーツタルトです。2種類のぶどうがあるの、わかりますか? どちらも、種なしで皮ごと食べることができます。
このときは、レスベラトロールについての知識はありませんでした。「おいしいねぇ」とニッコリしながら、知らずにレスベラトロールを摂取していたわけです。
ぶどうは皮ごと食べるのがお得。年を重ねるにつれて、積極的に摂りたい食品の一つです。