日々これきらり

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女性の円形脱毛症を隠す髪型

この記事の最終更新日は、2015年9月12日です。

母が円形脱毛症になってしまいました。

秋くらいから、「髪の毛がよく抜けるなぁ」と思っていたそうで。「まぁ、秋だからかな?」と考えて、さほど気にしていなかったそうです。

ところが……。

美容院に行ったときのことです。「あれっ、ここ……」と、美容師さんが見つけて教えてくださいました。

実は、母が円形脱毛症になったのは今回が初めてではありません。

6、7年前だったかな。お友達が白血病で亡くなったときに、ショックで髪が抜けてしまたことがあるんです。

そのときは、髪が元通りに生えてくるまでに2年もかかってしまいました。

女性の円形脱毛症は、髪型を工夫すれば上手く隠すことができます。

円形脱毛症をヘアピンを使って隠している様子

女性の円形脱毛症を隠す方法

初めて母が円形脱毛症になったときは、後頭部の上のほうでした。

三面鏡を見ながら髪形を整えているときに発見したそうです。後頭部なので、サイドの髪を寄せて髪留めをして隠していました。

ヘアピンを活用する

今回は、左側の側頭部です。髪をまっすぐにとかすと、まったく気づかない部分にあります。

ただ、フワッと風が吹いたり、首を傾けたりすると、髪が抜けている部分が見えてしまうことがあります。ですので、ヘアピンを使って髪がまっすぐになるように固定して、脱毛している部分を隠すようにしています。

上の写真を見てください。ヘアピンを止めているすぐ下の部分がね、まあるく脱毛してしまっているんですよ。

でも、この写真を見る限り、おしゃれをしているようにしか見えないでしょう?

ご覧のように、髪留めやヘアピンを普通に使うだけで、上手く隠せる場合があります。

脱毛部分を隠すためのヘアピンの選び方

脱毛している部分を隠すためにヘアピンを使う場合は、見た目重視ではダメなんです。

上の写真をもう一度見てください。このヘアピンは飾りがスワロフスキーなので、キラキラしていて、とってもきれいです。だけど、滑り落ちやすいというデメリットがありました。これは、使ってみてわかったことです。

大事なのは、滑り落ちることなく、しっかり髪を留めてくれるヘアピンを選ぶことです。

母が円形脱毛症を隠すために、毎日愛用していたヘアピンをご紹介しておきますね。

「JEWEL VOX」というショップで売っている「アンティーク5ビジューヘアピン」です。下の写真は、「アンティーク5ビジューヘアピン」でサイドの髪を留めて、脱毛している部分を隠している様子です。

アンティーク5ビジューヘアピンで脱毛部分を隠している様子

「アンティーク5ビジューヘアピン」ですが、一度使ってみて、母がすごく気に入ったので、追加で色違いを3本購入したんですよ。

「全色欲しい!」と母が言うので「JEWEL VOX」で探してみたんですけど、残念ながら売り切れていて、全部は手に入りませんでした。

 

皮膚科を探す

一度目のときと違って、今回は、「どうも、髪が抜けている部分が広がっていっているみたい」と思ったんですって。

このまま放っておいたら、どんどん髪が抜けていくような気がしたので、病院で治療することにしました。

「何科の病院に行けばええん?とりあえず、皮膚科かな」ということで、通える範囲にある皮膚科を探してみました。

ネットで検索して、評判がよさそうな皮膚科をピックアップ。女性の院長先生がいる皮膚科を見つけました。

確認したのは、女性の円形脱毛症の治療ができるかどうかということです。男性のハゲと女性の脱毛症とでは、原因も治療法も違いますからね。

円形脱毛症の原因

  • ストレス
  • 免疫
  • アレルギー

女性が円形脱毛症になる原因として、ストレスが挙げられるそうです。

確かに、一度目のときは、友人を病気で亡くすという多大なストレスを受けています。今回はそれほど大きなストレスはないとはいえ、こまごまとした心配事が積み重なっていたのかもしれません。

免疫力が弱っているかどうかも関係しているようですね。年齢を重ねるとともに、免疫力が低下することがよくあります。

また、何らかのアレルギーのある人は円形脱毛症になりやすいともいえるようです。母は花粉症持ちです。私もね。ということは、わたしもなりやすい体質ということだ~。

治る

女性の円形脱毛症は治る可能性が高いです。

母の場合も、2年くらいかかったとはいえ、最初の脱毛症が治っています。今は、しっかりした黒髪が生えています。

今回は病院で治療を受けていて、すでに産毛が生えてきているんですよ。治療の経過については、別の記事で詳しく書いていきますね。

追記

母は2月20日に皮膚科で最初の治療を受けました。そして、治療が終了したのが7月の上旬です。

やはり、きちんと治療をすると治るまでの期間がかなり短くなるんですね。治療しないときは2年もかかったのに、今回は4ヶ月ちょっとです。

詳しくは、円形脱毛症の治療方法と治療経過【髪が生えてきましたよ!】画像ありという記事をご覧ください。

再発する

丸く髪が抜けてしまった部分に髪が生えてきて、めでたく完治。でも、また何年かしてから、症状が出る場合もあります。何度も繰り返すこともあるようです。

10代の若いお嬢さんにも症状が出ることがあるんですよね。20代から80代の女性まで、どの年代にも起きる可能性があるということです。

髪が一部だけごっそり抜けてしまうなんて、若い女性はとくに、ショックが大きいはず。でも、上手く隠すことはできますし、治る確率も高いので、あまり気にしすぎないのが一番です。

気にしすぎると、そのこと自体がストレスになってしまって、治るものも治らなくなってしまいますから。

髪型を工夫しても隠せない場合は、おしゃれなウィッグを活用するという手があります。

円形脱毛症があっちにもこっちにも出てしまって、まるで落ち武者のようになってしまった女性の話を聞いたことがあります。その女性は思い切って、ヘアスタイルをベリーショートにしたそうです。そうしたら、意外と似合っていて、気分も明るくなったんですって。

たくましいですね。カッコイイわ、こういう女性って。

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